出版社内容情報
現代科学をリードする物理法則を平易に解説。 素粒子のしくみから宇宙創生までを解明する鍵となる物理法則「量子論」。本書ではそのポイントを平易な文章と図解を駆使して徹底解説。 とても興味があるけれど、むずかしくて理解できない……そんな代表的なものが、アインシュタインが提唱した「相対性理論」だろう。ところが、現代物理学にはその相対性理論よりも難しく、奇妙で、なおかつとても面白い理論がある。それが「量子論」。▼一番身近な例をあげると、最近はほとんどの人が持っている携帯電話やパソコンのもっとも重要な部品ともいえる半導体チップの中を支配している法則である。こればかりではなく、素粒子などのミクロの世界に適用されるもので、人などの遺伝子など生物の構造や進化、そしてマクロの極限である宇宙の創生までを解明するとされている。▼本書は、その量子論のポイントが一目で理解できるように、図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説した格好の入門書。最先端物理学の不思議な世界を手軽に味わうことができる。▼監修は宇宙物理学を世界的にリードしている東京大学の佐藤勝彦教授。文庫書き下ろし。 ●序章 量子論の世界へようこそ ●第1章 量子の誕生 量子論前夜 ●第2章 原子の中の世界へ 前期量子論 ●第3章 見ようとすると見えない波 量子論の完成 ●第4章 自然の本当の姿を求めて 量子論の本質に迫る ●第5章 枝分かれしていく世界 解釈問題を追う ●第6章 究極の理論へ向けて 量子論が切り開く世界
内容説明
相対性理論とともに、現代物理学のもう一つの柱といえる「量子論」。人間の構造・進化から宇宙のはじまりまで、あらゆる現象を解明するとされるこの物理法則は、我々に未知の世界を垣間見せてくれる。本書は、難解とされる量子論のポイントが一目で理解できるよう図やイラストを多数使って初心者向けにわかりやすく解説。最先端物理学の世界が手軽に味わえる画期的な入門書。
目次
序章 量子論の世界へようこそ
1章 量子の誕生―量子論前夜
2章 原子の中の世界へ―前期量子論
3章 見ようとすると見えない波―量子論の完成
4章 自然の本当の姿を求めて―量子論の本質に迫る
5章 枝分かれしていく世界―解釈問題を追う
6章 究極の理論へ向けて―量子論が切り開く世界
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
ehirano1
(C17H26O4)
ehirano1
SOHSA