出版社内容情報
当代の読書人二人が論語を面白く解説する。 論語は究極の人生論である。そのエッセンス、読みどころ、日常への役立て方を、当代一流の読書人の二人が、やさしく面白く解説する。 「子曰く、学んで思わざればくらし。思って学ばざれば殆し」「子曰く、これを知るものはこれを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」。誰でも一度はその一節に触れたことのある『論語』。古典中の古典として通読しておきたいと感じつつも、どこか道徳臭が強く、説教臭くてかなわないと敬遠しがちな人も少なくないのではないだろうか。▼しかし本書には漢文の授業で習ったような道徳臭や説教臭さはさらさらない。若くして『論語』に出合い、年を経て今日もなお、その真髄を味わうことを楽しみとする、当代一流の読書人である谷沢永一・渡部昇一の二人が、『論語』のなかから「これぞ」という一節四十項を俎上にあげ、社会批評や自分自身の体験を語りつつ、そのエッセンス、読みどころを紹介し、人生にどのように活かしていけるかを本書で語り合った、座談会形式の人生論である。▼人間社会をしなやかに、そしてしたたかに生き抜くヒント満載の一冊。 ●『論語』の魅力 ●余力 ●改心 ●距離 ●待つ ●評価 ●大物 ●学ぶ ●信用 ●批判 ●利益 ●世間 ●運 ●楽しむ ●学者 ●自信 他
内容説明
「子曰く、学んで思わざれば罔し。思って学ばざれば殆うし」。誰でも一度はその一節に触れたことがある『論語』。その『論語』に若くして出合い、年を経て今日もなおその真髄を味わうことを楽しみとする当代一流の二人の読書人が、究極の人生論である『論語』のエッセンス、読みどころ、凄味を座談形式でおもしろく解説する。人間社会をしなやかに、そしてしたたかに生き抜くヒント満載の一冊。
目次
『論語』の魅力
余力
改心
距離
待つ
評価
大物
学ぶ
信用
批判〔ほか〕
感想・レビュー
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James Hayashi
カブトムシ
脳疣沼
徒生