PHP文庫<br> 徳川秀忠―徳川政権の礎を築いた男

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徳川秀忠―徳川政権の礎を築いた男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569573281
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

徳川三百年体制を打ち建てた二代将軍の生涯。  創業の家康、守成の家光。その中間にあった秀忠の役割とは。初代から三代へのレールを引き、不動の体制を築いた二代将軍の生涯を描く。  徳川260年を語るとき、よく「創業の家康、守成の家光」という表現が用いられる。この二人の間に挟まれて、なぜか凡庸な印象がついてまわる損な役どころ、それが二代将軍秀忠のイメージである。しかし、ほんとうに秀忠は律儀と実直さだけが取り柄の、凡庸な二代目であったのだろうか。 本書は、そんな秀忠のイメージを一つ一つ事跡を追いつつ検証し、秀忠の再評価を試みた評伝である。 上田城の攻防戦における若き秀忠の姿を描くことから始まる本書を読み進むうちに、従来の通念は徐々にくつがえされていく。たしかに若き時代、そして家康が将軍職を譲った大御所時代の秀忠には、律儀と実直さが色濃く現れている。が、果敢な改易と粛清、迷いのない禁教令の発布など、家康亡き後の秀忠には、むしろその遺志を受け継ぎ将軍職を見事に全うした、有能な二代目としての印象が残るのである。 従来の通念をくつがえし、秀忠の新たな側面を浮かび上がらせる力作。  ●第1章 上田城攻防戦 ●第2章 二代目の座 ●第3章 生い立ちの記 ●第4章 父と少年 ●第5章 江戸幕府 ●第6章 大御所と将軍 ●第7章 大坂の陣 ●第8章 神と人 ●第9章 改易と粛清 ●第10章 貿易と禁教令 ●第11章 外祖父への道 ●第12章 名人の芸

内容説明

創業の家康に対して守成の家光。二人のあいだに挟まれ、なぜか凡庸なイメージがついてまわる徳川二代将軍秀忠。しかし、秀忠は律儀で実直だけがとりえの、凡庸な男であったのだろうか。果敢な改易と粛清、迷いのない禁教令など、じつは秀忠は、家康の遺志を受け継ぎ、看過できない業績を残した将軍だったのである。徳川二百六十年、不動の体制を打ち立てた二代将軍秀忠の生涯を描く力作評伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どらんかー

1
家康秀忠の親子二代記のような話しで今まで知らなかった秀忠の功績がわかった。2018/07/24

うーさん

0
ちょっと盛りすぎ感が無きにしも非ずですが、2代目の勉強となる本だと思います。2015/10/15

失念YOME

0
2代目の秀忠さんの印象が変わった1冊。2023/02/21

さるきち

0
秀忠については、関ヶ原に遅れたというマイナス面しか知らなかったが、なかなかの人物であることがわかつた。家康がなぜ2代目にえらんたかもわかった気がする。2018/04/04

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