出版社内容情報
「幸福にしてもらおう」から卒業しませんか。 私の人生、これでいいの???恋や結婚の悩み、仕事の不満、将来の不安に負けそうなとき読んでほしい、元気をくれる生き方エッセイ。 恋愛、結婚、仕事……いつも充実していたい女性にとって、悩みはつきものである。はやりのポジティブ思考を胸に、無理に自分を勇気づけてみても、ふとしたことでやっぱり、「私の人生、これでいいの……」という思いに沈んでしまう。本書では、そんな女性たちに向けて、OLを10年勤めるなどの豊富な社会体験をもつ著者が、さまざまなエピソードを挙げながら、揺れ動く不安な心をやさしく励ましてくれる。 内容は、●結婚に向く女、向かない女 ●女は恋に破れてもそれで消えてしまいはしない ●自分は最大の敵で、最良の味方 ●「幸福にしてもらおう」女から卒業しませんか ●つくすだけの愛は本当の愛ではない ●ベッドの中でも男と女はフィフティーフィフティー ●恥をたくさんかいて人は大人になる ●誰からも好かれたいと望むのはやめる……など、ほんの少しの勇気を出して取り組めば、実現可能なアドバイスを満載。元気の出るエッセイ集である。 ●第1章 揺れる心に耳を澄まして ●第2章 一歩前に進む勇気をください ●第3章 ひとりの幸福もある、ふたりの幸福もある ●第4章 自分らしさを見つけたくて ●第5章 人に育てられる、仕事に教えられる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kao
7
心が疲れると本棚にエッセイ本が並び始めます。そんなエッセイ週間は唯川先生から。内容はQ&A含む結婚適齢期的な揺れるお年頃の女子向けではありますが、全然頷きながら読めました。人魚姫って海の泡となった後、永遠の命を得るため神の国に向かうんだそうな。恋に破れてももーっと大きいものを手に入れる。女って強いよね。2020/02/17
なつき
3
エッセイ『明日に一歩踏み出すために』再読。定期的に唯川恵を読み返す例のアレです。初出は1994年。時代の雰囲気はずいぶん違うが、しかしやはり女の孤独ということや女は選ばれるだけでなく選ぶ立場にあらねばとか、うん、普遍だ。唯川恵の著作でもわりと初期で、いまでは珍しい話もちらほらと。2017/05/04
MILKy
0
【売】2011/05/12