出版社内容情報
当代随一の読書家による「人間通」の読書論。 読書とは、あくまでも自分の好み、意志、内面的な要求をバネにして行なうもの……。人間通の読書家として知られる著者による読書論。 毎日、店頭に溢れ出るほど刊行される新刊書籍の中から、何を、どう選んで読めばよいのか? 図書費を押さえつつも、できるだけ幅広い分野の書物に目を通しておきたいが、何か上手い方法はないか? 本書は、こんな悩みを持つ活字中毒者に贈る、本読みのプロ・谷沢永一が経験的に得た“読書の手口”の大公開である。 本書を構成するのは「雑読学序説」「蒐書学序説」「読まねばソンする25冊」の3章。「雑読学序説」は、著者が教鞭をとっていた関西大学の一年生対象の講座の最終講義を文章化したものだけに、漫談のような語り口調の中にも、思わず頷いてしまうプロの読書の方法論が堅苦しくなく語られていて面白い。「読まねばソンする25冊」では、著者お薦めの逸品、名著が紹介されており、活字好きにとっては有り難い読書ガイドになっている。 作家、評論家による読書論は多々あるが、これほど実践的な読書論はない。活字好き必読の一冊である。
内容説明
毎日、店頭にあふれるほど刊行される新刊書のなかから、なにを、どう選んで読めばよいのか?図書費をおさえつつも、できるだけ幅広い分野の書物に目を通しておきたいが、なにかうまい方法はないものか?本読みのプロ・谷沢永一が経験的に得た“読書の手口”を明かした「雑読学序説」ほか、「読まねばソンする25冊」など、活字好きなら誰でも知りたい読書の智恵・読書の楽しみ方を公開。
目次
第1章 雑読学序説
第2章 蒐書学序説
第3章 読まねばソンする25冊(絶対ソンせぬ10冊の本;読んでソンせぬ本5冊;絶対ソンせぬ文庫10点)
感想・レビュー
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ぽんぽこ
袖崎いたる
袖崎いたる
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