PHP文庫<br> 18時間で学ぶ文章講座

PHP文庫
18時間で学ぶ文章講座

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569572109
  • NDC分類 816
  • Cコード C0195

出版社内容情報

プロの表現テクニックを豊富な事例で紹介。  ちょっと文章を書いてみたい人から作家志望まで、この一冊で文章力アップ間違いなし! 名文と悪文の豊富な事例でやさしく解説。  世に文章の書き方、文章読本の類は数多くある。その多くが自らの文章体験を下地にした文章論(あるいは文章の書き方指南書)である。しかし、本書はそれらとは一味違った本である。それは著者が長年にわたって専門学校と大学の文章教室で教え、その中から浮かび上がってきた要点をまとめたものだからである。 従って本書の大きな特色の一つが、素人の書いた悪文の例を挙げていることである。と同時に本書では、三島由起夫などの古典的名作から、村上春樹や鈴木光司など最新ベストセラー作家の作品までを取り上げ、良い文章の範としている。 表題の「18時間」とは、大学の講義形式にならったものである。つまり今、大学の講義は平均して年間18コマあり、講義時間は大体60分?70分。つまり、18時間勉強すれば、ほぼ大学生が1年間でマスターする程度のことは身につく、という意味である。 名文と悪文の違いが一目でわかる、これまでにない文章読本である。  

内容説明

気軽に文章を書いてみたい人から、小説家・エッセイストをめざす人、文学新人賞をねらう人まで、すぐに役立つのがこの一書。初心者やアマチュアの文章とプロの文章を徹底比較、添削指導の要領でよい文章のコツを明解に解説した。教材も古典的名作から最近のベストセラー作品まで幅広く採用。18コマの紙上講義形式で、どこからでも読めるように配慮した、画期的な文章力養成テキスト。

目次

第1ステップ 文章表現の基本(わかりやすいのが良い文章;原稿用紙の書きかた;句読点を打つコツと各種符号 ほか)
第2ステップ 文章表現の実践(良い材料を選ぼう;文章をどう組み立てるか;書きだしには時間をかけよう ほか)
第3ステップ 文章表現の心がまえ(個性的な文章の魅力;自分の体験;特殊な体験を描く ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

1
オーソドックス編まれている作品であり、文章作成の基本は抑えている。ただ、例文に取り上げた作品群が、いわゆる日本風な私小説の趣が強い。オーソドックスという面では手堅い文例なので、良しとするのも可であるが、現代の作風として観た場合、少々古風な感を抱くのは、仕方がないところだろうか?2014/05/09

仮名

0
18時間と書いてあるけれど、実際はただ18章あるだけなので2時間あれば読める。例文として主に小説の文を載せているから事務的な文章は対象としていない雰囲気だけれど、句読点の打ち方とか「てにをは」とかもちゃんと解説している。2011/01/27

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