出版社内容情報
理想を具現化するための7つのキーワード。 5年先、10年先の将来図を具現化するには、「不確定な未来を絶対化する想像力」が必要だ! 7つのキーワードで説く想像力の鍛え方。 今、時代は大きな変革期をむかえている。昨日の常識が今日の非常識になってしまうこともしばしばである。しかし、そんな混沌とした状況の中でも、我々は自分の将来を自分自身の手で切り開いていかなくてはならない。 そのためには、はっきりとした未来図を描くだけの「未来への想像力」が何よりも必要であると著者は説く。そして、その育て方を、竹村健一、田原総一朗、楠田枝里子、三枝成彰、玉村豊男、島森路子、リチャード・クー、村井純、ピーター・タスカをはじめとする21名の「未来への想像力」豊かな人々を例にあげながら解説している。 大きな変革のうねりの中では自分を見失ってしまい、「なぜあのとき先が見えなかったのか」と後悔してしまうことが少なくない。一度限りの人生なら、自分の可能性を完全燃焼させたいもの。本書は、大変革期の中でも、自分を見失わず、納得のいく人生を送りたいと考えるすべての人に多くの示唆を与える一冊である。
内容説明
大きな変革のうねりの中で、自分の将来を切り開いていくためには、はっきりとした未来図を描くだけの想像力が必要だ。時間軸的発想、新コミュニケーション論、自由裁量時間、地球的大競争時代、情報発信システム、イメージという戦略、「知」のネットワーク。7つのキーワードで説く大前研一流「未来への想像力」の鍛え方。世紀末の憂鬱を吹き飛ばし、21世紀を有意義に生き抜くための必読書。
目次
プロローグ 時代を変えるキーワード(時間を旅する自由な精神を;未来への想像力が可能性を広げる)
第1のキーワード 時間軸的発想(西暦3000年から「今」を見る;「結い」の発想 ほか)
第2のキーワード 新・コミュニケーション論(インターネットのサムライ;教育も経営も変わる ほか)
第3のキーワード 自由裁量時間(なにをしたいかわからない!?;千八百労働時間が意味すること ほか)
第4のキーワード 地球的大競争時代(自由競争の本質を日本人はわからない;公的資金という「麻薬」の使われ方 ほか)
第5のキーワード 情報発信システム(伝統・文化の消えゆく運命;税制ひとつで文化国家が立つ ほか)
第6のキーワード イメージという戦略(広告は時代の変化を映す鏡;気分、イメージを分析すれば ほか)
第7のキーワード 「知」のネットワーク(人をネットワークするということ;情報は公開してこそ新しい力が生まれる ほか)
エピローグ 21世紀を生き抜くために(情報化時代の自己変革;納得のいく人生を送るために ほか)