ＰＨＰ文庫 イタリアン・カップチーノをどうぞ―幸せが天から降ってくる国

内田 洋子【著】

ＰＨＰ研究所（1998/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 214p／高さ 16cm
• 商品コード 9784569571683
• NDC分類 914.6
• Cコード C0195

出版社内容情報

素顔のイタリアの魅力をイラストと共に綴る。　　クセになるほど美味しい食事、やっかいで愉快な国民性。世界で一番“生”の喜びにあふれた国・イタリアの魅力を、イラストとともに紹介。　　海外旅行先として、若い女性中心にいまだ高い人気を誇るイタリア。多くの人がこの国に引きつけられる理由は、プラダやグッチの国だから、というだけでは勿論ない。「ここにはない何か」を求めるのが旅の一つの目的なら、私たち日本人がイタリアに行ってみない手はない。在イタリア19年、この国をこよなく愛する著者が、文化、食卓、季節、人々の生活などから、イタリアの魅力をあますところなく綴る。　●一度食べたら忘れられない美味しさの本場ナポリのピッツァ　●赤と黄色でおなじみのマクドナルドショップ・ボローニャ店のロゴマークが、世界でここだけ水色と茶色をしている理由　●窓から冷蔵庫が降ってくる南イタリアの大晦日　●国内外人気?1の都市・ヴェネツィアにある運河の秘密　●イタリア人のハンパじゃないコーヒーへのこだわり方とバールの朝・昼・夜の顔。　おしゃれなカラーイラストも満載。愛とカオスと“生”の喜びいっぱいの国への招待状。　　

内容説明

クセになるほど美味しいピッツァ、見事なルネサンス芸術、水の都ヴェネツィアの幻想的な美しさ。はたまた、押し寄せてくるジプシーのスリ集団、着かない郵便、来ない電車…。ようこそ、愛とカオスと“生”の喜びがいっぱいの国・イタリアへ！本書は、この国の生活、食卓、季節、人々の素顔を、おしゃれなカラーイラストと共に綴る一冊。やみつきになるイタリアの魅力をお伝えします。

目次

１　イタリアの幸せは、食卓にあり
２　イタリアの朝はカップチーノで始まる
３　ところ変われば、イタリア変わる
４　やっかいなイタリア、それでも憎めない
５　そして、イタリアへようこそ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

やはり留学してからほとんどをイタリアで過ごしている方が書けることばかりです。一般の観光ではおよそわからないことばかりでイタリア人の状況がよくわかります。ほとんどの話のカラフルな挿絵が掲載されていて楽しさ満杯です。塩野さんの書かれるものとはまた別の観点なので今後も様々な内田さんの本を読んでいきたい気がします。

2019/11/24

[吟遊]

楽しいイタリア物語。短いエッセイが多数。曇りがちで霧がかるビジネスのミラノーーそんな北イタリアはもとより、ナポリに住んだ著者は南イタリアの魅力にも迫る。個人主義とこだわり、家族を大切にする国への憧れが光る。

2015/12/15

[Cちゃん]

あー！やっぱりイタリアが好き！イタリア人になりたいっ！と思わせる本です(あとがきで南伸坊さんも書いてます)(笑)

2018/01/02

[P-man]

パスタはもちろん駐車事情からマフィアにコネに近所の女の子まで……筆者が日々の生活の中で感じる生のイタリアを堪能。

2017/02/07

[うたたね]

他国を知れば知るほど、「なんて日本は中途半端でつまらない国なんだろう」と思います。また語学学習に力が入りそうな一冊に出会いました。アメリカばかりが外国じゃない！日本人は、もっと世界に目を向けるべきだと、心から思います。。。 【解説】南伸坊

2014/08/02