出版社内容情報
いざというときに命を賭けて戦えるか? 戦国武将の決断と行動を通して、現代ビジネスマンの資質を問いかける。「男の生き方」24話。
内容説明
人間性のもっとも根源的な本質は、動乱期に顕著に現れる。本書は、日本人が歴史上もっとも自由にその人間性を発揮し、競争し、日本を発展させていった戦国時代の名将たちを中心に、その決断と行動から指導者のあるべき姿を追求したものである。その意味で本書は単なる成功のハウツー書でもなく、人生の修業書でもない。「人間とは何か?」を考えるうえで必読の書なのである。
目次
生き残るため不可欠な明哲保身の心得
小人をつけ上がらせぬ事こそ肝心要
もっこふんどしの心構えを知るや
軽く見られて終わるべからず
性に偏るは滅亡への道
“烹られぬ走狗”たる技術
最後に笑う者の条件と体質
「智は知にあらず」の思想
知識教養人がかかる罠
「画竜点睛」という事〔ほか〕