出版社内容情報
世界は急速に変化しているが、同時に手づまりの状態である。そんな中、日本はどうすべきかを東西状況を踏まえた上で鋭く洞察し解く。
内容説明
米ソ冷戦の終結、ソ連の崩壊、統一ドイツの誕生…。世界は、大きく急速に変化し、その行く手には輝かしい未来があると期待されながら、現実は手詰まり状態に陥っている。さまざまな価値観が壁にぶつかり、混迷の度を深めている中にあって、日本は何に確信を求めたらよいのか。国際社会の中での日本の立場を確認し、日本人としてのあるべき自己主張のロジックを探る力作評論集。
目次
第1章 確信の喪失
第2章 日本の選択
第3章 勝者の論理 敗者の論理
第4章 宿命を知る
第5章 ヒューマニズムについて