出版社内容情報
老害一掃、時代遅れな人事制度の根本的改革! それなくして日本経済の復活はない。新しい日本への指針、大ベストセラー待望の文庫化。
内容説明
日本経済の復活は人事制度の根本的改革なくしてはじまらない。まず会社の“老害”を一掃。その時、人事権は崩壊する。そして仕事を自分で決められる日が到来するのだ。時代の一歩先ゆく著者が豊富な事例と斬新な視点で、だれも語らなかった衝撃的処方箋を提示する。
目次
序章 問題の核心は何だろう―人事破壊5つの波がやってくる
第1章 「和の経営」神話は、最初から嘘だった
第2章 人事権崩壊、仕事が自分で決められる
第3章 正社員も部分品、会社をかわってなぜ悪い
第4章 会社人間は絶滅、自立して生きたほうが楽しい
第5章 デフレ時代は、未知との遭遇だ
第6章 先端分野は人本主義、考える人が一番偉い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えーた
3
20年ぐらい前に書かれた本ですが、今の時代を予言したような事なども色々と書かれており、大変興味深く読めました。作者のファンという理由で、特にタイトルや内容に興味を引かれて手に取ったという本ではなかったんですが、意外と面白かったです。せっかく貰ったカニが、飼い猫がまたいで通るというぐらいのマズい代物だったので庭に埋めまくった、という話には笑ってしまいました。途中途中で挿まれる秋月りすの漫画もなごみます。2015/11/04
kuwaman
1
当時ベストセラーになった本を本棚に死蔵されている中から見つけて読みました。日下さんの視点は今の時代に通用するものがたくさん含まれていました。2013/09/10
よーいち
1
イマイチ。ひとつ面白かったのは、所属異動、上司を選べる制度を導入した事例。結果制度はほぼ使われなかったが、結果として今の立場は自分の意思で選んだことになり、またいざとなれば他に移れると、活性化したと。なるほど。2011/09/03