出版社内容情報
生きるのが苦しいのは、親からの心理的離乳ができていないから。悩める青年に向けて“一人立ち”の重要性とその方法をアドバイスする。
内容説明
いつも他人の生き方が気にかかる、生きることが辛く苦しい、というあなたは、親との関係を見直すべき時が来ている。どんな家庭で育てられたのか。親の“愛”は果たして本物だったのか…。「親からの精神的自立こそ生きることの土台」と力説する著者が、真の「一人立ち」の重要性とその方法を説く。自分でも驚くほど自信が湧き、生きるのが楽しくなる、積極人生へのパスポート。
目次
1 青年は“一人立ち”の旅に出よ
2 “一人立ち”できた時、人生は輝く
3 “なれた環境”に別れを告げよ
4 私はこうして生きることが楽になった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真
6
途中からの作者の若い頃の旅の描写がある。結局どこまで逃げても答えはないという残酷な結論。残酷すぎる結論。生き方とは、世界中の誰も認めてくれなくても、自分がよければそれでいいのだ。2017/04/11
moji
1
序盤から苦しすぎて飛ばし読み 時代と性別が違うからか?宙に放り出されたような気分 今までだってさんざん悩んでバランスを保って生きているのだけれど、その全ての歪み?を言われてこう生きていないかああ生きていないかというような話が例え話や、他の本からの引用で割と語られるんだけど結構わかりづらい うーん2022/07/30
ATS
0
★★★★★生きるとは何か?ということを最近考えることがありました。この本には筆者の苦悩の中から得られた答えのようなものがあります。勉強になります。『アメリカ大陸のように、真実はそこにあるものではない。一人一人が、自分の生活の中でつくる以外にはないものなのだろう。真実は発見すべきものではなく、創造すべきものなのだ。真実は発見されることを待っているものではない』(P175)2015/09/29
ryo hasi
0
ある程度、心理学について理解して 自分の気持ちを理解して受け止めた頃に読んだ 親と距離を置こうと思い四苦八苦していて 誰でも良いから、この虚しさを理解して欲しいと強く感じた時に読んでいた。 加藤先生らしい厳しい意見もある一冊だけれど 違いもまた大切と感じた 頭でわかっていても、気持ちが付いてこない それは分かってるけど…そう思えない そんな葛藤を抱きつつ読んだけれど 私にとっては思い出深い一冊になった 2023/05/26
グッチ
0
土台のできてない人は土台づくり。親と離れて暮らして下宿せよ。他人を受容するには、当の本人に生きていることに対する満足感が必要。そんな人の近くにいるとき、人は安心感を持つ。損得で行動するな。心のふれあいが変化をもたらす。心理的離乳ができてない人はこの心のふれあいがなかった。自分に正直になる。やるべきときにやるべきことをしないと「擬似成長」。比較されたら拒否する。そういう人に自分の価値を証明する必要はない。就職してもお客様気分で帰属意識を持てない。帰属意識を持って自己限定する。万能感でなく自己限定。2022/05/22
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