内容説明
「心身二元論」「要素還元主義」という「西」の生命観は、今日の科学技術のめざましい進歩を支える一方で、人間を見えない部分で蝕んできた。これに対して著者は、従来の科学の成果に、心と身体、人間と自然とを一体のオープンシステムとして捉える「東」の生命観を取り入れることを提唱する。「気」「ゆらぎ」「深層心理」などの話題のトピックも平易に説き明かした、新しい生き方の書。
目次
第1章 生命の源流
第2章 生体の神秘
第3章 神話の崩壊
第4章 生体の情報
第5章 心のうねり
第6章 生命思考の世界