内容説明
夭折のロックシンガー、尾崎豊。その死からかなりの時間が過ぎた今も、彼の作品は我々の心を揺さぶり続けてやまない。尾崎が遺したものはいったい何だったのか。本書は、歌、詩、小説、ライブ・ビデオ、写真といった彼の作品のすべてを通して、彼の「都会の感性」「アナキズム」「LOVEの概念」を浮き彫りにする。我らの時代を駆け抜けたヒーローに捧げる、初の本格的作品論。
目次
第1章 尾崎豊の駆けぬけた時代―批評総論(尾崎豊の魅力とは何だったのか;尾崎豊をめぐる不毛なスキャンダル批判)
第2章 ロックン・ロールの軌跡―音楽批評(アナキストとしての尾崎豊;『十七歳の地図』から『壊れた扉から』まで ほか)
第3章 二十一世紀の新感覚的な男女学―文芸批評(小説家・尾崎豊の描いた「LOVEの概念」;小説「雨の中の軌跡」より ほか)
第4章 幻の少年と心の輝き―少年論(成熟への憧憬と苦悩)
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