内容説明
時間に追われる記者生活を定年退職した後、四国お遍路の旅に出た著者。禁酒禁煙の誓いを破って挫折しかけた日もあり。「仏罰」で同じ場所をぐるぐると歩かされた日もあり。裸の自分と向き合い歩き続けた四十一日間。限りなく無我の境地に近づいた八十八番目の霊場で著者にもたらされた“法悦”とは？―人生再出発の意味が問われる現代、真の生きがいについて考えさせる感動の一冊。
目次
第１章 発心の道場
第２章 修行の道場
第３章 菩提の道場
第４章 涅槃の道場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とっちゃん
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四国で生まれ育ったにもかかわらず、四国外出身の同僚にお遍路について尋ねられた際、ろくに回答できなかった。 お遍路について知りたいと思ったことがきっかけで、本書に出会った。 記者出身ということもあり、ドキュメンタリーが面白く、ページをめくる手が止まらなかった。 定年後の夢ができた。歩き遍路するために足腰を鍛えとかなければ。2023/07/20
