出版社内容情報
勇猛果敢にして慈悲の心に溢れ、今日なお語り伝えられる数々の逸話を残した異色の戦国大名・加藤清正。その波乱の生涯と、秀吉による「朝鮮出兵」の知られざる側面。
内容説明
勇猛果敢にして慈悲の心のあふれ、今日なお語り伝えられる多くの逸話を残した異色の戦国大名・加藤清正。戦乱の世には剛毅なる武将として名を馳せ、天下治まってからは、築城・治世の名人としてその才能を讃えられた名君。波乱に富んだ全生涯を壮大なスケールで描き、併せて秀吉による朝鮮出兵の知られざる側面を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうへい
2
これを読んで、加藤清正が僕にとってはお気に入りの武将として定着しました。 読んでいて、特に、朝鮮侵略の部分が長くて、こんなに苛烈な戦だったんだということを物語っています。それから、何よりも本当の父として慕う主君の秀吉への忠誠心は人一倍強いと思いました。 加藤清正を深く知りたい人には、オススメの一冊じゃないかなと思います。
ともゑ
2
加藤清正の生涯。メインは朝鮮出兵辺り。淡々として読みやすかった。(以下、この本の視点に沿って感想。)その顛末はなんかグダグダ。小西行長がな…。そもそも仲間内で対立してんの駄目。小西は積極的に講和を目指したと言えば聞こえはいいけどやってる事こそこそとごまかし外交だしほんと駄目。帰国後は関ヶ原の合戦の前夜から戦後処理へ。結局のし上がるのは策略が上手い奴。清正はもう少しずるく生きても良かったんじゃないかって思ったけどしょうがないかな。太閤の夢に殉ず、だった。家康怖過ぎ。2015/06/19
もだんたいむす
0
2013.10.01 読了2013/10/01
ホームズ
0
1996年10月29日再読