内容説明
日本人の感性は、本来、「けがれたものを嫌い、何時もすがすがしく、清らかでありたい」という特質をもっている。これこそが日本人を日本人たらしめている大きな要素であった。この優れた感性は、いかにして培われてきたのか。宗教学、歴史、文学、心理学など広範な知識を背景に、日本独特の心のはたらき方を探り、その復権を説く。
目次
心に占める情感の復権
もの思いの吟味
1 人間と自然
2 いと高きもの
3 生と死をめぐる現代の感性と思索
4 道の根柢と継承
5 現在に結ぶ過去
6 生命と生き甲斐
日本人の感性は、本来、「けがれたものを嫌い、何時もすがすがしく、清らかでありたい」という特質をもっている。これこそが日本人を日本人たらしめている大きな要素であった。この優れた感性は、いかにして培われてきたのか。宗教学、歴史、文学、心理学など広範な知識を背景に、日本独特の心のはたらき方を探り、その復権を説く。
心に占める情感の復権
もの思いの吟味
1 人間と自然
2 いと高きもの
3 生と死をめぐる現代の感性と思索
4 道の根柢と継承
5 現在に結ぶ過去
6 生命と生き甲斐