出版社内容情報
子供の柔らかい真っ白な心に教えを刻み込む「しつけ」の基本とは? 東宮侍従として浩宮様、礼宮様のご養育係を務めた著者が、しつけでの禁句・名句を示す。
内容説明
ほめ上手・叱り上手のお母さんは、子供の心を育てます。しつけの基本となる語りかけ方を説く心の育児書。
目次
序 「しつけ」の基本(「知っていること」と「できること」;子は親の後ろ姿を見て育つ;親が育たなければ、子供も育たない;寝ていて人を起こすなかれ;子育てとは、心を育てること;親の最大の仕事とは)
1部 ほめ方・叱り方篇(しつけ上手のお母さんとは;ちょっとした“ほめ言葉”の効用;叱り方三つのポイント;しつけに見返りを求めるべからず)
2部 対話篇(話し上手よりも、聞き上手になれ;忍耐強く聞くことから親子の対話はスタートする;食事は、できるだけ家族全員で;本当の意味での「頭の良い子」に)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sleep@芒羊會
16
仕事の参考文献として拝読。元天皇家の教育係による、子育て指南本。( ̄▽ ̄;)ダメな一言で毒親と同僚を思い出す辺り、そろそろ私のメンタルもヤバいかも知れない。2020/01/31
mayukochan
2
育児中としてとても参考になります。子供を否定しない。この本はこれに尽きるのでは。ただやはり昔の方なので現代の考え方にそぐわない部分もあります。時折出てくる浩宮様(皇太子殿下)の微笑ましい話が楽しいです。2015/07/29
Ayako
1
実家にあった母も昔読んだらしい本。こういう立派な教育論者や教育者の実子や教え子が本当に立派な大人に成長したのかという問題はさておき、たまに手に取り直して読み返したい参考書のような本。①(私の性格上一番注意しなきゃいけない)子供に嫌味を言わない。②子供の努力や発見を褒めてあげる。③やりたい事を自由にさせる。④信念があれば時には「ダメなものはダメ!」でいい。⑤聞き上手であれ。⑥子供自身に考えさせる機会を。⑦家族でもありがとうを言えるように。2014/01/25
6 - hey
1
同じ内容を伝えるにしても、相手のやる気を削ぐ言い方や発奮させるいい方がある。できれば、子供にはやる気になってほしい。子供に対してだけでなく、日常でも気にしていきたい。2012/10/08