内容説明
ナイル河畔にそびえ立つピラミッド。「クレーンさえ動かせない巨石をどうやって運んだのか」「ファラオの呪いは真実か」「クレオパトラの墓はどこにあるのか」…現存する遺跡としては最大最古のこの建造物は、今もなお多くの謎に包まれている。本書はこうした謎の一つ一つに学問的な光を当てながら、ピラミッドをめぐる「不思議」を明快に解きあかしていく。
目次
まえがき 唯一現存する“世界の七不思議”に挑戦
1 世界文明の源流は何か―すべてはエジプトから始まるのか
2 ピラミッドとは何か―天文観測所、ヨセフの倉庫説からピラミッド・テキストまで
3 素晴らしき古代幾何学―迷路・落とし戸・黄金分割から、号泣する巨像まで
4 ファラオの呪いとは何か―「出エジプト」の溺死したファラオからツタンカーメンの呪いまで
5 太陽信仰とは何か―創造主ラア、オシリス神から人獣一体の神々の謎まで
6 王家の谷とは何か―ハーレムの陰謀から墓盗人、幻の国プントまで
7 占領王朝ヒクソスとは何か―異国の侵入者はどこから来て、どこへ去っていったのか
8 聖刻文字とは何か―“アルファベットの原型”はいかに解読されたか
9 ピラミッド文明は、なぜ滅びたのか―巨石が語る人類史の謎とは何か
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