出版社内容情報
作家として、三人の子供の母として、また教師経験を持つ著者が、子供にまつわる数多くの事件報道とデータをもとにその原因を探り、親としての生き方を示唆した書。
内容説明
いじめ、自殺、家庭内暴力など、子供たちをめぐる事件は、年々エスカレートし、低年齢化している。その原因はどこにあるのか。本書は、作家として、また三人の子供の母として、人間の心を見つめ続けてきた著者が、子供にまつわる数多くの事件報道と各種のデータをもとに、「子供の心や体を見ないで成績表ばかりを見ていないか」「子供にとっては両親が教科書である」などの示唆に富む指摘で、親としての生き方を鋭く問い直す。
目次
1 今、学校で起きていること
2 先生のアタリ、ハズレについて
3 子供は何を求めているか
4 非行は親がつくっている
5 子供のSOSを受けとめよう
6 よい子をつくるしつけとは
7 強い子をつくる教育とは
8 性をどう教えるか
9 離婚は子供をダメにするか
10 愛を2分の1にしないために
11 サラ金は子供を不幸にする
12 いい親と呼ばれる資格
13 父親が真に強くなければ
14 母親が加害者になるとき
15 今、親は何をすべきか