出版社内容情報
儒教・仏教・道教の教えを融合し、処世の知恵を説き明かした『菜根譚』の全訳決定版。混迷の時代を生きる現代人に、立場に応じた生き方・人間関係を示唆する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi Tanohata
25
久しぶりの「菜根譚」。中国古典の中で読み継がれるべき一冊の最高峰だと思う。「過ぎたるは及ばざるが如き」「人間万事塞翁が馬」「禍福は糾える縄の如し」まさに現世への警告に他ならない。より多くの人が「菜根譚」に触れることを願うばかりです。2017/12/30
かいてぃ〜
18
再読。孔孟思想は堅いイメージがあるが、菜根譚はもう少し柔軟で穏やかな感じがする。だからこそ今の世の中的に、菜根譚から学ぶべき点は多い。自然の摂理を考えさせてくれる描写も素晴らしい。2020/04/28
かいてぃ〜
17
菜根譚2冊目。1冊目(敢えて著者、出版社は書きません。)は個人的には訳が硬いと感じたが、こちらは平易で分かりやすく、草木や花などの自然に対する描写もイメージしやすかった。何でも無い様な空や川、風景を見て、もっと感受性を高めたくなります。そして、偏らない、拘らない中庸の精神と、弛まぬ自己鍛錬を喚起してもらえますね。2016/12/08
こすとがいん
11
非常に分かり易い訳で良書(^^)2021/03/19
まる@珈琲読書
4
★★★★★2013/04/11