PHP新書<br> マドンナのアメリカ―自由を手にした女たちの反逆

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マドンナのアメリカ―自由を手にした女たちの反逆

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569559179
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0223

出版社内容情報

  拝金主義、フェミニズム運動の閉塞状態そんな80年代に颯爽と登場したマドンナ。彼女が象徴する「時代」と「アメリカ」を読み解く。    

内容説明

硬質の肉体と意志をもつ新しい時代の「セックス・シンボル」として、80年代のアメリカに颯爽と登場したマドンナ。若者の絶大な支持を受けながら、その過激すぎる歌とパフォーマンスで常に社会の男たちに挑戦状を叩きつけてきた意味とは何か。レーガン大統領率いる保守政権の誕生とそれに伴うフェミニズム運動の停滞、バブル経済到来による拝金主義・拝物主義の蔓延―マドンナとその生き方が象徴する「時代」と「アメリカ」を読み解く。

目次

第1章 スーパースター・マドンナの登場
第2章 マドンナの実像
第3章 マドンナという時代
第4章 モンローとマドンナ
第5章 男たちとの闘い
第6章 フェミニズムとマドンナ
第7章 松田聖子とマドンナ
第8章 マドンナの新しい生き方
第9章 映画女優としてのマドンナ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akemitsu

1
98年初版。再読本。今から思えばマドンナに象徴される自分の人生を自分が支配する強い女性がいろいろと切り開いてきたからこその、生き方の多様性が社会の中で認められつつあるのだと思う。マドンナが受容されるまでのウーマンリブを経たアメリカの空気感、松田聖子との比較、映画エビータ出演への彼女の行動など興味をいだきやすい視点で書いてあったけど、最後のテレビ論はちょっと浮いていた気がする。文章も簡単ですぐ読めた。2018/11/11

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