出版社内容情報
国際政治・外交における宗教の側面は、宗教に対して比較的関心の少ない日本人の盲点となっている。本書はこの問題理解の最高の書である。
内容説明
宗教活動の観点から国際関係を再定義。現行の国際政治理論を打ち破る新しいパラダイムの出現。世界各国で話題沸騰。米国務省の教科書化決定。
目次
1 理論(パワー・ポリティクスを越えて;見失われた側面;宗教と国際問題)
2 研究(独仏和解とMRAの役割;独仏和解における他宗教の役割;サンディニスタとインディオとの宗教的和解;ナイジェリア内戦とクウェーカーの調停活動;革命の最前線における東ドイツ教会の位置;フィリピン・カトリック教会と1986年革命;南アフリカにおける教会とアパルトヘイト;ローデシアからジンバブエへ;調査結果概観;世界宗教と紛争解決)
3 分析(外交政策決定者への教訓;宗教教団への教訓;新しいパラダイムの構築に向けて)
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