出版社内容情報
一九九六年十一月に公開され、大きな話題を呼んだ芭蕉の自筆本。その鑑定にあたった著者が、発見から公表に致る経緯の全てを明かす。
内容説明
本書は、私が、芭蕉自筆奥の細道に出会ってから発表に至るまで、そしてその後の経緯を記録しようとしたものである。併せて、芭蕉の後半生と奥の細道についての概説を加えて一冊にした。
目次
第1部 ドキュメント・奥の細道自筆本(顛末記―発見から公表まで;騒動記―公表後の十日間;報道余話―最大の成果と残る疑問;騒動記―真贋論争の一部始終)
第2部 奥の細道の世界―虚と実(奥羽行脚―実の旅;古典旅行―虚の世界)
第3部 奥の細道物語―成立から流布へ(奥の細道が出来るまで;研究史と諸本の伝来)
感想・レビュー
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