出版社内容情報
石畳の通りから見える大聖堂、港にそそぐ河、豊富な海の幸・山の幸……。イラストと最新情報をたっぷりつめこんだ贅沢な旅行エッセイ。
目次
1 不思議の国のベルギー王国
2 歩いて知るアントワープ
3 おいしいアントワープ
4 アントワープのアート感覚
5 夏の日のアントワープ
6 アントワープの新発見
7 天使も踊るアントワープ
8 ベルギー王国の不思議は続く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
42
「フランダースの犬」が本国であまり知られていないと言う記述に吃驚しました。そして、ベルギーの鳩は太っているそうで、道端に落ちている餌を食べている時に、身が重くて逃げ遅れて車に轢かれちゃうほどなんだそうです。2011/03/28
いくっち@読書リハビリ中
6
チョコレートのとびきりおいしい国ベルギー、陽気な街アントワープのトラベルエッセイ。ベルギーは何語を話すのか、「フランダースの犬」は知られていない、タンタンと呼ばないで!など興味深い情報わんさか。1997年出版のもので、写真が一枚もありません。トビイ ルツさんはイラストレーターで、彼女の素敵なイラストがいっぱいです。街の風景が色褪せず、とても新鮮に見えるのはイラストのおかげだと思います。2013/03/08
ゆーみん
3
挿絵や手描きの地図がすごく可愛くて、絵本のように楽しく読めました。歴史的な背景から今のアントワープの人々の暮らしまで、優しい文章で学べます。「今に分かるさ」という考え方がすごく素敵。いつか行ってみたいなベルギー。2013/02/04
えいた5
1
会社を休んで1週間アントワープに行ったことがきっかけで、知縁もあり、しばらくしてアントワープに定住した人のエッセイ集。著者の名前から男女の区別がつかないが、随所にある直筆の文字や画調、文調から、勝手に女性と判断している。日本と異なった文化のなかで、その驚きと称賛をつづったほのぼのとした内容になっている。今度のGWのヨーロッパ訪問で、1日ぐらいはこのアントワープに当てており、十分その雰囲気をくみ取ることができた。2017/03/11
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