出版社内容情報
精子の意外な行動や、男にも起こる“つわり”の例など、ユニークな実験・調査の結果から、妊娠から出産まで10カ月のドラマの意外な事実を解き明かす。
内容説明
男女の産み分けはできるのか?つわりはなぜ起こるのか?胎教はどこまで本当か?著者は、精子の意外な行動や、男にも起こるつわりの例、胎児は母親の声はわかるが父親の声はわからないなど、ユニークな実験・調査の結果から、「おなかの中の赤ちゃん」と「誕生を待つ家族」の「十カ月のコミュニケーション」の実体を平易な語り口で解き明かしていく。本書で語られる妊娠・出産の科学は、「赤ちゃん誕生」というドラマの不思議さと感動を伝えてくれる。
目次
第1章 男の子と女の子の産み分けは可能か
第2章 つわりはなぜ、起こるのか
第3章 胎教はどこまで本当か
第4章 出生前診断を受けるか受けないか
第5章 どのようなお産を選択するのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
207
赤ちゃん誕生の科学ってどんな事書くのかな?と著者の名前を見て警戒してたけど、意外と?しっかりと書かれていて良かった。中南米での調査が印象的。まぁ色々と謎が多い分野だなとも思う。2021/08/22
みさみさ
2
お医者さんがいるのに病気ではない、産科という分野の不思議でおもしろいことたちについて。男女の産み分け、胎教、不妊、出生前診断について大真面目に検証しているもので、理系的にためになりました。2013/03/28
sheep book
0
要はわからないことばかりです。だから、俗説をうのみしてはいけません。まだまだ神秘の世界です。2019/01/18