出版社内容情報
不幸な少年時代を経ながら、時代を読む眼と知謀と血族の結束力で中国地方を統一した毛利元就の生涯を描く、書き下ろし歴史小説巨篇!
内容説明
室町幕府政権の崩壊は、全国各地の地侍たちの決起を促し、やがて戦国時代が開幕した。この激動の時代に、安芸の小領主の家に生まれ、幼時に両親を失くし、唯一の兄にも死別、横暴な家臣たちに囲まれるという運命に翻弄された少年・元就―。武略・調略・計略を重んじ、情報網の徹底と家族の結束を図りながら、中国地方を制覇した武将の生涯を描く、必読の歴史巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
寺
12
ものすごくわかりやすい。さすが童門冬二。あれよあれよと読めてしまう。第一章のタイトルが『道の端を歩く少年』というのがグッと来る。毛利と言えば、吉川小早川の巨大一族でお馴染みだが、元就個人には孤独の影が付き纏う。それが良い。ハイライトは厳島合戦。尼子、大友戦も書いて欲しかったが、元就の切なさを押さえているので良しとしよう。小説としてはアレだが、ナイス歴史講談。面白かった。2013/01/19
春
6
自分の中で毛利元就の見方が変わった。今まで幼少期のエピソードは知らなかった。策略家の大大名で何となく暗い感じを持っていたが、苦労した幼少期を思うと、改めてすごい戦国武将だったんだなぁと思った。2013/12/15
karupinpin
4
3本の矢などの逸話は知っていたけれど、こんなにも苦労をした人だとは思わなかった。2009/03/06
いつかはビーエム
3
小説の形式をとっているが解説が所々にあるので分かりやすい。2011/11/10
Mar Har
2
童門先生の小説はどれも入門書としてやさしく書かれておりわかりやすいです。松寿丸は毛利家の家宰井上にいえを乗っ取られるなどしたからか、陰険な性格になってしまった。謀略好きになったのはそのためなのか?2015/01/16




