出版社内容情報
エンドルフィン、ドーパミンなど、脳内麻薬が人の性格、感情を支えているとは本当か? その薬理効果を探り、『脳内革命』の核心に迫る。
内容説明
エンドルフィン、セロトニン、ドーパミン…。いま話題の脳内麻薬は、人に快感、生きがいをもたらす一方、躁うつ、幻覚、ニコチン中毒なども引き起こしている。心と脳のメカニズムを徹底解明し、脳内物質の薬理効果を探る。
目次
第1章 脳内活性化はなぜ起こる(脳に作用するさまざまな物質;脳の活力増強をうながす物質;幻覚をもたらす物質の発見;精神疾患の治療薬の開発)
第2章 快感をもたらす物質とは(快感を感じる場所はどこか;高揚感をもたらすドーパミン;生きがいを与えるセロトニン;メラトニンは奇跡のホルモンなのか ほか)
第3章 人はなぜ不安になるのか(幻想、幻覚を治療する;心の異常を癒す物質;ウツ状態を治療する;嗜好品による刺激)
第4章 宗教は人を幸福にするか(幸福になるための脳内物質との付き合い方;脳内物質と生死)
第5章 能力を生かす脳の使い方(幸せをもたらす考え方)