出版社内容情報
中国への過剰評価をいましめながら、台湾海峡・朝鮮半島の有事も視野に入れ、日本のアジア戦略の勘所を説いたビジネスマン必読の書。
内容説明
バブル中国・返還後の香港の行方、崩壊寸前の北朝鮮…。わが国きっての戦略家が、アジア情勢を徹底的に分析し、「日本・米国・台湾」同盟を提唱する。
目次
第1章 日中関係二十五年の教訓(台湾海峡有事の実験;日中正常化前後)
第2章 中国の脅威をどう読むか(中国経済の動向と社会不安;軍事増強の行方 ほか)
第3章 極東有事と集団的自衛権(台湾有事のシナリオ;金泳三政権の評価 ほか)
第4章 日本のアジア戦略(自由民主と開発独裁;日本外交の進路)