出版社内容情報
心の治療家がユング心理学を易しくひもとき、一人一人の「生きられることのなかった人生の半分」に光を当てる。癒しと生きがいの心理学。
内容説明
人には誰でも「生きられなかった人生の半分」がある。その影の部分に光をあてて、「自己」を実現して生きることが人生の真の目的であると、心の医者・ユングは考えた。著者は、自らの臨床経験を踏まえて、ユング心理学における無意識・夢・自己実現、クライアントたちとの心のドラマ、河合隼雄氏との出会い等を、平易な語り口で解き明かしていく。本書で語られる「臨床ユング心理学」は、これまで気づくことのなかった人生の豊かな可能性を教えてくれる、新しい心理学である。
目次
序章 臨床ユング心理学への道
第1章 臨床ユング心理学の歴史
第2章 ユング心理学の基礎
第3章 ユングの個性化過程
第4章 臨床ユング心理学の実践
終章 臨床ユング心理学の未来