出版社内容情報
「目的地へまっしぐら」じゃ、「大事なこと」が見えなくなる・森・、信じこんじゃ、ダメだ。自分の頭で考えろ・養老・異色な2人の世の中の見方。
目次
第1章 「いい加減」でいいじゃないか
第2章 「九割」の大多数より「一割」の少数派たれ
第3章 「一致団結、頑張ろう」の軍隊文化を問う
第4章 おカネとシステム信仰と日本人
第5章 拡大する「脳」
第6章 神なき国の精神史
第7章 「システム」からの脱出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中島直人
8
何か知識が得られるという訳ではないが、読んでてホッとする、安心する、共感出来る感じが好きで好んで読んでいる。お薦めの本。印象に残ったのは、意識と無意識/脳と身体。ペンフィールドのホムンクルス、見たことは有ったが、やっぱり衝撃的。2017/05/03
Ayano
3
森さんの本を以前に読んで視点が面白かったのでこちらも。解剖学の養老先生の話も面白く、東大・京大や関東・関西の比較も有り楽しく読めた。 最後の方になるけど、自殺を巡る話は「人を殺すより自分を殺した方が楽」わかりやすい要点をついた話だと思った。結局のところ、どこまで「まぁいいかと思えるか」と「今やること、やっていることの意味を見出せるか」なんだろうなと感じた。 世代の問題だろうか、最後まで住専問題についてよくわからんかったから落ち着いたら調べてみたいと思う。 2014/01/19
コモヒ
1
これほんまにたった一日で行われた対談??すごいボリューム!!しかし編むのには半年かかったと。そうであろう。ほんでこれ20年前の話な、今と全然変わってへん!!(白目)住専問題とかは懐かしいけど(笑)、中に入る言葉が変わるだけで、何も変わってない!!って言うか最近皆がやっと言い出したこととかもう言ってる!!全共闘の仕組みとか、いじめや自殺のこと、もちろん本当の事は誰にも解らないけど、こんな風に説明してもらったこと今までなかった。2015/11/24
愛希穂
0
後で2012/01/11