出版社内容情報
世界のベストセラーは、「偉大な愛」か「偽りの愛」か? 自分の人生を大切にする本当の男女の関係とは? 錯覚の愛に警鐘を鳴らす話題の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kazuchan1209
3
フランチェスカは愛する能力も失った女である。彼女の自己蔑視が彼女の愛する能力を破壊してしまっている。フランチェスカの言う責任とは、「かたち」なのである。フランチェスカにとっては夫や子供に対する眼に見えない思いやりが責任ではない。離婚しないという「かたち」がフランチェスカの言う責任なのである。夫がいて、子供がいれば孤独ではないというこの考え方こそ神経症である。2024/09/22
みぃ
0
「マディソン郡の橋」は粗筋(不倫に酔っている主婦)を聞いただけで読む気にならず未読だが、この本はとても面白かった。「マディソン郡の橋」のヒロイン:フランチェスカの言動を通して、未熟な精神性からくる心の問題点を小気味良くこき下ろしている。願望の外化、自己陶酔性、理想の自画像に固執する問題点など加藤さんの独特の持論が展開されている。本書をマディソン郡の橋に感動した純粋な人?が読んだら、怒りで卒倒してしまうかも知れないなー。 ⭐︎52025/04/15




