出版社内容情報
宇宙・自然・人間はどのような関係を持っているのか。人間は何を考え、生きるべきか。生命の神秘に迫り、新しい人間観を語り尽くす。
内容説明
ノーベル賞学者と哲学者の叡知の結晶!現代文明を超える新たなステージとは。
目次
プロローグ 次代を担う哲学へのアプローチ
第1章 “科学への道”と“歴史への道”
第2章 直観と創造性を育てるために
第3章 自然の神秘と生命の不思議
第4章 新しい哲学と科学の創造
エピローグ 二十一世紀の科学と人間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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1996年 8月 1日 初版2015/12/26
Shinya Fukuda
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科学に於いて独創的な研究をするためには直感が必要だ。科学は理論的なものなので一見違和感を感じるが理論は再現性があるものなのでそこに独創性は出てこない。しかし科学の基礎のない人に独創性はない。科学という制限された枠内で基礎を習得した人の中だけに独創性が生じると福井教授は言う。中学生の頃読んだファーブル昆虫記やポアンカレ更に豊かな自然の中で昆虫や植物を採集した経験が学者として立つ元になったとも言う。対談というより梅原教授がノーベル賞学者にインタビューしている感じ。20年以上も前なのに環境問題にも言及している。2024/08/23
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