出版社内容情報
500人の定住人口。植物栽培による豊かな食生活。海路による盛んな交易等、狩猟採集民縄文人の定説を大きく覆す青森県三内丸山遺跡の大発見を、詳細に解説する。
内容説明
常識を覆す大集落の存在。世界の先進文明、縄文日本の謎に迫る。
目次
第1部 縄文王国の謎(日本人の精神の故郷―大発見から見える縄文人の魂;日本の最大の縄文集落“三内丸山遺跡”―新しい「原日本人の発見」;華やかなりし「北の大国」―縄文人の衣・食・住に迫る;環太平洋の文明融合センター―高度社会成立の文明史的背景)
第2部 三内丸山遺跡の環境考古学(ラグーンを臨む台地での生活―三内丸山遺跡の地形環境;縄文年代区分再考―覆される考古学の常識;クリ林が支えた高度な文化―花粉が明らかにした遺跡の変遷 ほか)
第3部 縄文文明の発見