内容説明
簡単なことが、実は一番むずかしいんだよ。料理の極意は人生の極意…「周名人」がおもしろまじめに語る初めての書き下ろしエッセイ集。
目次
序章 料理の基本・人生の基本
1章 『周富徳』という「素材」
2章 「下拵え」の修行時代
3章 「調理法」の工夫とその心(炒;炸;焼;煮;蒸;拌;溜;湯;麺・飯)
4章 個性的な「味付け・香り・彩り」
5章 最高の「デザート」を
6章 僕の五味人生(甘味;酸味;鹹味;辛味;苦味)
終章 食べることは生きること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤い彗星
1
読み飛ばしちゃったよ(T-T)周さん、ゴメリンコ2013/03/02
ワタナベ読書愛
0
1994年刊行。横浜中華街で生まれ、テレビタレントとしても活躍した料理人の生い立ちや、修行時代、料理人としての心がけ、家族についてなどを綴った自伝。とにかく前向きで明るい。かなり大変な経験もしているはずなのに、夢中になって生きているためか、辛いと感じないらしい。中国人は食べることに一生懸命だ、という持論が面白い。食にこだわり過ぎて、本書も料理の技術や味覚、コース展開に沿った章立てになっており、順番に味わってもよし、アラカルトで好きなモノだけ注文してもよし。どこから読んでも周富徳味。お腹いっぱい、夢いっぱい2024/05/05