尾崎豊の魂―輝きと苦悩の軌跡

山下 悦子【著】

ＰＨＰ研究所（1993/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 236p／高さ 20cm
• 商品コード 9784569538556
• NDC分類 767.8
• Cコード C0095

内容説明

夭折のロックン・ローラーが音楽、小説、ステージｅｔｃ．に遺した「都会の感性」「アナキズム」「ＬＯＶＥの概念」。永遠に語り継がれるために捧げる、初の本格的作品論。

目次

第１章　尾崎豊の駆けぬけた時代―批評総論
第２章　ロックン・ロールの軌跡―音楽批評
第３章　２１世紀の新感覚的な男女学―文芸批評
第４章　幻の少年と心の輝き―少年論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＪＵＮ]

尾崎豊さんの作品から、彼の思想、考え方などを導き出す方法を採用した書物。小説「普通の愛」では、繁美夫人との冷めた関係を、「フェアリー・ウィスパー」はナナ・グレイスという人が出てくるが、不倫をした斉藤由貴さんをモデルにしている様子。他殺説を支持するわけではないが、自殺をする事はありえないなど。須藤さんあたりを非難している内容もあり。

2011/03/22