内容説明
統一協会、幸福の科学、愛の家族をはじめとする、新々宗教やオカルト…。何かを信じ、それにすがろうとする人々の心に根ざすものとは。
目次
プロローグ 「こころの時代」という神話(宗教が果たす役割は何か)
第1部 世紀末のさまざまな風景(若者たちが引かれる神秘体験;流行現象のルーツを探る;「信じやすい心」のメカニズム)
第2部 新々宗教は若者たちを癒すのか?(「バブル宗教」の素顔;宗教ブームとノストラダムス的世界観;人はなぜ洗脳されるのか;教祖としてのドラえもん)
第3部 ディズニーランド宗教からの離脱(消費文化を支える楽園願望;宗教学者としての使命と立場;人生の選択をせまられる若者たち)