信じやすい心―若者が新々宗教に走る理由

  • ポイントキャンペーン

信じやすい心―若者が新々宗教に走る理由

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784569537443
  • NDC分類 160.4
  • Cコード C0030

内容説明

統一協会、幸福の科学、愛の家族をはじめとする、新々宗教やオカルト…。何かを信じ、それにすがろうとする人々の心に根ざすものとは。

目次

プロローグ 「こころの時代」という神話(宗教が果たす役割は何か)
第1部 世紀末のさまざまな風景(若者たちが引かれる神秘体験;流行現象のルーツを探る;「信じやすい心」のメカニズム)
第2部 新々宗教は若者たちを癒すのか?(「バブル宗教」の素顔;宗教ブームとノストラダムス的世界観;人はなぜ洗脳されるのか;教祖としてのドラえもん)
第3部 ディズニーランド宗教からの離脱(消費文化を支える楽園願望;宗教学者としての使命と立場;人生の選択をせまられる若者たち)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

A

0
精神的な面で大人へと生まれ変わっていく必要がある。その時、宗教が役割を果たしてきた。新しく登場してきた宗教に惹かれるのは、何かを与えてくれることを宗教に期待している。何かに飛び込んだからと言って問題が解決するわけではない。組織なり人間なりの矛盾や欠陥が見えてくる。通過儀礼についての理論を展開したファンヘネップは、それが分離、移行、結合の段階を経ていくことを明らかにした。宗教は本来安易に心の安らぎの場を与えるものではない。心の安らぎを得ることはそう簡単なことではない。2020/03/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1348628
  • ご注意事項