内容説明
平成景気が生み出した鬼っ子・バブル経済の破綻は記憶に新しい。80年代の勢いにまかせ突入してしまった90年代の戸惑いから脱却する手がかりを5つのコンセプトとして提示する。無理のない、自然体の、本来的な企業姿勢の打ち出し、商品開発の方向性を大胆に探る。いま、始まる「まっとうの逆襲」。
目次
プロローグ 平成景気とはいったい何だったのだろう
1 本領(本業―どうすれば本業の力を最大限に活かせるか;裸―裸の実力で勝負したい)
2 解毒(基本性能―夢のような潜在能力を引き出せ;自助自活―歯をくいしばる美しさの復権)
3 貫徹(覚悟―緻密に考え、大胆さで決めたい;誇り―王道の実力と強固な意志で突き進む)
4 共生(共存―子供たちとその子供たちの地球を考えたい;平衡―今、めまぐるしく変わる環境だからこそ)
5 正気(冷静―何よりも、まず求められる精神的な心構え;自分基準―自然に、飾ることなく、ありのままに人生を生きる)