内容説明
ダーウィンはどこが間違っていたのか?生物は環境の奴隷なのか?ニワトリが先か、卵が先か?永遠のナゾ“進化”の秘密を徹底研究。恐龍から人類まで勢揃い、おもしろサイエンス読本。
目次
1 野生動物篇(ニワトリが先か、卵が先か―卵生・胎生・卵胎生;母はいつから子に乳を飲ませたか―哺乳のはじまり;妊娠したメスはいつ親になるか―母と子のはじまり;ミツバチ社会はどのように成立したか―社会性の進化 ほか)
2 進化論篇(生物は果たして環境の奴隷なのか―ダーウィン以後;頭脳と足の間にはズレがある?―人類進化の1つの側面;耳を動かせるヒトは進化の証人?―痕跡器官;ヘビ・ミミズ・ウナギになりたかった動物?―三つの近似現象 ほか)
3 ヒトと動物篇(闘鶏はまさに一種の狂鳥である―人工動物;馴化とは、人と動物のなれあいか?―ユーラシアの家畜;昔、人類はもっと水に強かったか?―人類水生説;コーンハイト師の巨人はどこにいる?―人祖巨大説 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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60
この題名の疑問について、明快に答えられる方はどれくらいいるのか?進化論や淘汰は興味深いがその反面、誤解を招きやすい。ダーウィンに関連したラマルクの用不用説を今も盲信している人は多い。それによれば、【高い木に届く首の長さは便利で、長い時間をかけてキリンは首が伸びた】というもの。ならば馬やシマウマは何故、キリンほど首が伸びなかったのか?また進化途中のキリンは中途半端な首の長さだったなら、その化石が見つかってないのは何故か?これを【ミッシング・リンク】という。推理小説でも使われる言葉だ。あなたはどう答える?2020/08/22
トムトム
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私が子供のころに好んで読んでいた動物の本は、実吉達郎さんの本だと判明!今読んでも古くない情報・思想があります。30年前の本。けっこう面白かったよ2019/10/02
1977年から
0
1991年