内容説明
進歩史観は欺瞞、歪曲、混乱を生む。歴史の再検討を踏まえて、自由社会実現のために必要な「革新的保守主義」の思想とは何か!を問う力作の評論集。
目次
1 ヨーロッパ史の非神話化(ヨーロッパ史、この未知なるもの;血塗られたる「自由・平等・博愛」の神話;モアはユートピアンか現実政治家か;近代と伝統;自由についての断想;日本での自由・西欧での自由)
2 宗教と政治のはざま(解放の神学・希望か危険か;カトリシズム荒廃の教訓―聖なるものの復権のために;呪術師たちの饗宴)
3 ポツダム史観の修正(ポツダム日本史像を改訂せよ―高校歴史教科書の偏向を正す;社会科から世界史へ)
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