目次
序章 人はなぜ取引をするのか―国際経済の源流(取引のはじまり;バーター貿易)
第1章 価格の決まり方―需要と供給(価格の決定;国際ダンピング非難への一つの批判のしかた)
第2章 世界を動かす“欲望”のルール―効用と選択(“欲望という名の電車”には終点がある;輸入関税か産業助成金か)
第3章 企業の戦い―生産の理論(コストと価格;生産理論から見た日本とアメリカ)
第4章 独占そして巨大企業の理論―恐竜企業の出現から滅亡まで(独占とは何か;単純独占;独占価格の決定;国際ダンピングの必然性)
第5章 自由競争市場はなぜすぐれているか―市場制度と最適資源配分(自由と競争、そして再び“見えざる手”;社会資本の充実と最適配分;市場経済の限界)
第6章 国際経済―自由の女神はだれに微笑むか(何をもって議論の基準とするか;アメリカの空洞化、日本の空洞化)