内容説明
巨額のマネーが世界を駆けめぐる。その覇権を握り、世界経済の中枢に位置する金融メジャー(国際金融資本)とは何か!知られざる「聖域」に迫る!
目次
1章 ウォール街の金融革命を操る男たち(モルガン・スタンレー―米国産業構造改革の仕掛人;ソロモン・ブラザーズ―米国金融革命の風雲児;SEC〈米国証券取引委員会〉―ウォール街の企業警察)
2章 マネー・ゲーム・イン・ロンドン(バンク・オブ・イングランド―強大なる「シチーの守護神」;クラインウォート・ベンソン―復権かけるマーチャントバンクの攻勢;ロイズ保険組合―世界の危険を買う投資家集団;マーカンタイル・ハウス・グループ―英マネーブローカーの電撃的戦略)
3章 世界進出を謀る「赤い銀行」(中国銀行―東京に出現したチャイナシンドローム;モスクワ・ナロードヌイ銀行―東京外為市場で暗躍する「赤い相場師」)
4章 独自の路線で注目集める各国銀行(ドイツ銀行―産業支配体制の強化をはかる;ドイツ連邦銀行―「国際協調よりインフレ防止」の哲学;アラブ・バンキング・コーポレーション―銀行買収作戦でアラブ金融維新を推進)
5章 国際金融を監視する男たち(FRB〈米連邦準備制度理事会〉―ドル暴落を阻止する通貨の番人;IMF・世界銀行―第三世界が狙う日本の黒字還流策;BIS〈国際決済銀行〉―金融不安・危機管理の救世主となるか)
エピローグ・「東京マネー戦争」のゆくえ―金融革命の覇者は誰か



