内容説明
日本で雄一の総理大臣養成クラブ、雄弁会で学んだこと、それらが彼らの政治家としての原点である。若さと情熱、そして友情が早稲田の杜にはあった…。竹下政権発足の舞台裏には常に早大雄弁会出身の男たちがいた。若き日に政治家を志した彼らが、いかに学び、闘い、人脈を広げていったのか?そして現在の政界でいかなる役割を担っているのか?政治小説の鬼才・大下英治の渾身の書き下ろし。
目次
第1部 雄弁会の人脈―党派を越えて国会に根づく(早大雄弁会奮戦す―竹下政権発足の舞台裏;戦後のさむらいたち―復活雄弁会に人材集う;弁論の天才登場す―海部・藤波・渡部の青春;模擬総裁戦―幹事長選挙をめぐる攻防)
第2部 引き継がれる伝統―次々に巣立つ若き政治家たち(西岡武夫―静かなる闘志の男;青木幹雄―学生時代から竹下登の秘書に;額賀福志郎―初志を貫徹し新聞記者から中央政界へ;榎並寛―回り道をしても政治の道に;山本有二―弁護士を経て国会めざす;岩附茂―政権交代を期して政治家を志す;岩浅嘉仁―父の禅譲を受け20代で県議に;戸来勉―再起を期して地元まわり;岩屋毅―鳩山邦夫のもとで政治家修業;荒井広幸―三バンなくとも政治家に)
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