内容説明
文化は水のようなもので、低い方へ低い方へと流れていくのかもしれない。しかし、われわれの祖先が脈々と学び伝え、受け継いできた、文化の基礎ともいうべき漢字やことばを、われわれの時代に荒廃させたくない―そんな思いで、私はこの本のペンを執った。多くの人々の漢字に対する関心を高め、知識を深める一助となれば望外の喜びである。
目次
第1部 日常生活編(手紙の章;冠婚葬祭の章;人名の章)
第2部 正書正読編(基礎知識の章;同音類字の章;同音異字の章;同音異義語の章;同訓異字の章;類形異字の章;読み誤りの章)
第3部 教養文化編(歴史の章;地理の章;文学の章;科学の章;四字熟語の章)
第4部 趣味娯楽編(動植物名の章;難姓珍姓の章;難読地名の章;漢字クイズの章)