内容説明
パラダイム・チェンジの視点とは。急激な円高の進行、景気の停滞、そして経済摩擦の激化―経済の見方・考え方を変えない限り、この試練は克服できない。トップエコノミストが、新たな観点をもとにその方策を解き明かす！
目次
第１部 不況はなぜ不可避なのか（第１章 長期・中期・短期の景気分析；第２章 金融はどう変わるか）
第２部 マクロ経済の視点に何が欠けているか（第１章 いま成長率の意味を問う；第２章 自然成長率概念の提唱；第３章 いま経済政策の意味を問う；第４章 伝統的経済学の不適当さ）
第３部 国際化をどう生き抜くか（第１章 日米貿易摩擦の処方箋；第２章 産業構造は変えられるか；第３章 円・ドル通貨「同盟」の提唱；第４章 保護主義の世界経済への影響）
第４部 日本経済に“栄光”はあるか（第１章 自動車産業長期繁栄論；第２章 日本は住宅・土地・都市政策の最後進国；第３章 これからの社会とデザイン；第４章 女性革命と老人問題の国；第５章 多国籍企業は公害を輸出するか；第６章 ロボットは２１世紀をどう築くか）
