日本近代と戦争 〈2〉 国家戦略の分裂と錯誤 上 日露戦争-第一次

日本近代と戦争 〈2〉 国家戦略の分裂と錯誤 上 日露戦争-第一次

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569216638
  • NDC分類 210.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フンフン

4
日本が世界を相手の戦争に飛び込んで惨敗する出発点は日露戦争後に策定された帝国国防方針にあった。ここで陸軍は仮想敵をロシアとし、海軍はアメリカとした。では米露両国を相手として二正面作戦をする気だったのかというと、そんな気はない。予算獲得のための作文でしかなかった。しかし、この「方針」で陸軍はロシアに攻勢をとれる戦備を整えようとし、海軍はアメリカに対抗できる戦備を整えようとした。そして実際に戦争に直面した時には「あれはただの作文でした」とは言い逃れられなくなっていたのである。2021/11/02

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