目次
１ 図画との訣別
２ 二つの水彩
３ 絵画とは
４ 風景論
５ 写生論
６ 水彩画の制作
７ 用具と道具たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
58
水彩画の技法書というよりセツ先生の哲学が全体に流れているエッセイ集のような印象を受けました。「デッサン・ド・モード」と並んで究極のリベラリストのセツ思想に触れることが出来る貴重な書。昔のファッション雑誌は写真ではなく一流イラストレーターのスタイル画がメインに紙面を飾っていたというのが今からすると何とも贅沢でうらやましく思えます。2016/10/09
