内容説明
日本のグラフィックデザインの礎を築いた、アートディレクター亀倉雄策の124編のエッセイ集。
目次
a(離陸着陸;三重苦の聖女 ほか)
b(アメリカのタイポグラフィック・デザイン;「伝統」について ほか)
c(正月逃れ;虹と太陽 ほか)
d(デザイン・コミッティーの遠足;武蔵野 ほか)
e(ポール・ランドを訪ねて;レスター・ビール家のパーティー ほか)
f(少年図案家;先生 ほか)
著者等紹介
亀倉雄策[カメクラユウサク]
1915年新潟県生まれ。1933年日大二中を卒業し、太田英茂主宰の共同広告事務所に勤務。1938年日本工房に入社し、『NIPPON』や『カウパープ』など対外宣伝誌のアートディレクションを手がける。1951年日宣美設立に参画。1960年日本デザインセンター設立に参画し専務取締役となるが、1962年に独立して亀倉デザイン研究所を設立。朝日賞、毎日芸術賞をはじめとする内外の多くの賞を受賞。1980年紫綬褒章受章、1991年文化功労者に選ばれる。1993年ニューヨークADCのHall of Fame(殿堂)入りを果たし、1994年ワルシャワ美術アカデミー初の名誉博士号を授かる。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の会長を1978年の設立時より十六年務めた。1997年5月11日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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