内容説明
CM、ゲーム、ミュージックビデオ、CG、デジタルアニメ、クレイ、パベット、アートアニメーション―日本を代表する作り手たちの映像メディア表現プロセスを探る!「絵コンテの宇宙―イメージの誕生」展と「わざとこころ―日本式・アニメーションの探検」展作品を収録。
目次
1 絵コンテにみる作家の脳内宇宙(中島信也;山村浩二)
2 身体感覚からコンピュータグラフィックスへ(t.o.L;森野和馬 ほか)
3 キャラクターに生命を吹き込む―コマ撮りアニメーションの演出手法(保田克史;合田経郎+峰岸裕和 ほか)
4 日本式・アニメーション―巨匠たちのテクニック(宮崎駿;押井守 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひとみ
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展覧会「絵コンテの宇宙――イメージの誕生」で展示されたものを収録している。絵コンテは作品を作り始める段階での作家の考えを読み取ることが出来る重要な資料である。この著書は短編からCG、コマ撮りや日本のセルアニメーションまで幅広く扱っている。2015/02/19
Ryan Mihawk
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想像した内容と違った 最後の萌えは芸術だと思うっていう話には納得せざるを得なかった2013/11/14
鈴木誠二
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絵コンテでの映像表現に向かう試行錯誤の過程が、個々のクリエイターで異なっていて実に面白かった。通常の「アニメ」フォーマットの絵コンテ紹介を期待している人には肩透かしをくらうかも知れない。巻末の片山雅博さん、安斎雅之さん、大口孝之さんの文章もそれぞれ興味深かった。2019/08/21
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