内容説明
映像表現の技術はいま、エレクトロニクスの技術革新の中で、２１世紀へ向けて新しい整理統合の時代を迎えようとしている。また一方、都市空間の施設、展示、イベントなどのあるゆる分野からの映像表現への期待が、日増しに高まっている。このような大きな胎動の中で、映像と環境というテーマを立てて、いま起こりつつある現象に網をかけてみようとしたのがこの本の狙いである。
目次
銀河庭園「Ｇａｌａｘｙ Ｇａｒｄｅｎ １９８６」（スペース・バリアー；プラネット・ステーション；ピラミッド；コズミック・ウェーヴ；スリー・パッセージ；マジック・スクウェアー；レーザー・パフォーマンス銀河庭園）
映像空間創造（「炎と水と人間と」；ビデオ彫刻「バロッコ」；ＪＵＮポートピア・セレブレーション；ビデオ彫刻「三重奏」）
街の中の映像空間（最新のテクノロジーで電気のプレイランドを実現；時代の感性とニーズに応えて、知的空間を創造する丹青社；乃村工芸社のオーディオ・ビジュアル・コミュニケーション；トータルメディア開発研究所と映像空間）
映像化店舗事例レポート（映像系とコンピュータ系の複合映像システム；旅のイメージをマルチ映像で演出；ＡＶシステムによるビアホールの演出；地域社会への情報発信基地；映像と光の不思議空間作りほか）
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